アイソモカ

知の遊牧民の開発記録

アドベンたない。(・ξ・)

ピジェベント Advent Calendar 2022 - Adventar 2日目

元々、アドベントというのはクリスマスを楽しみに待つ期間のはずなのですが、クリスマスが近づいてくるとき、複雑な思いがあります。

クリスマスツリーの絵、(・ξ・)の顔がついている。緑色の三角の木、頂点に黄色い星、茶色い幹と茶色い鉢。背景は紫がかった青。

私が幼少期に過ごした家の人間たちは、クリスマス時期が繁忙期な仕事(サンタクロース業やケーキ屋のような、フランチャイズか自営業か、そんな感じの何か)を営んでおり、家族総出で楽しくやろう!というノリがありました。クリスマスが近づくと家中が忙しくなったものなのですが、猫の手も借りたいほど忙しく、猫の私も手が借りられました(ピジェくん、猫だったの?)。
まあ、そんなせわしなさが幼少期の私にとってはワクワク感にまさり……というか、「ワクワクするでしょ?するよね?楽しいよね?」というプレッシャーを感じていたというのもあったのかもしれません。ともかく、アドベントはあまり好きではなかったが、公言するのは憚られ…… というのを思い出します。

似たような家庭環境で育った人と、この件について話したら、その人は「貴重な文化的経験ができた」とポジティブにとらえていました。すごいなぁ!と思いました。

まあ、たしかに、文化的経験。日本のなかにも、クリスマスをガチでやる文化をもつ人々(サンタクロース業などの人々)と、クリスマスをカジュアルにやるかほぼやらない文化をもつ人々(多数派はこっちだと思う)がいるわけですよね。
幼少期から、異なる文化や価値観がめちゃくちゃあるんだなあ〜みたいなことを体感してきた経験は、しんどいことも多かったけど、現在の私の、多様性を理解したり、異なる文化をもつ人々を尊重しようとしたりするところの根っこにあるのかも。というふうに書くと、ちょっとポジティブっぽい!