アイソモカ

知の遊牧民の開発記録

キーボードとトラックパッドを MacBook と同じ配置にする【DIY】【図面あり】

iMac で使ってるキーボードとトラックパッドを MacBook と同じ配置にするべく、台(リストレスト)をプラダンで作った。仕事用とプライベート用に2つ作り、4ヶ月ぐらい使っている。かなり快適なので、作りかたを紹介する。

動機と写真

プラスチックダンボールで作ったコの字型の台の上に薄緑色の Magic Keyboard 、台の手前下にもぐり込むように Magic Trackpad を置いた写真。プラダンの色は白で、シンプルな見た目。幾何学模様のテーブルの上。
台(リストレスト)

マウスよりトラックパッド派、キーボードは MacBook や iMac のキーボードのようにペナペナペナ…って鳴る(鳴らない)やつが好きである。

そして、MacBook のようにキーボードの手前にトラックパッドが配置されているのがよい。しかし、トラックパッドとキーボードを机の上に前後に配置するのは難しい。トラックパッドが広すぎ、キーボードが遠くなってしまうし、トラックパッドは奥にいくにつれて厚くなるので、キーボードを打つ手と干渉してしまうのだ。

その問題を解消するために、台(リストレスト)を作った。

黒のプラダンで作ったほうの写真。形はだいたい同じだが、キーボードの色がシルバーで、ダークブラウンの木の机の上。
台(リストレスト)黒バージョン

トラックパッドを、キーボードの手前下にもぐり込むように配置したのがポイント。重なっていても問題なく動作した。

コの字型の台にトラックパッドがはまっていて、その上にキーボードが置かれている
キーボードをずらすとこんな感じ

裏面はこんな感じで、トラックパッドの充電ケーブルが通るように中央を開けている。

プラダン1層が中央を繋いでいる
裏面はこんな感じ

使用しているキーボードとトラックパッド

  • Magic Keyboard: テンキーなし版、A4サイズにちょうどよく収まる (2021年購入)
  • Magic Trackpad: 充電式 (2021年購入)

作りかた

プラダン(プラスチックダンボール)を百円ショップで買ってきて自作した。プラダンはA4が2枚で100円、1台につき3枚使った。強力両面テープで貼った。

プラダンは3mm厚で、4枚重ねにするとトラックパッドの一番高いところがしっくり収まる。

切ったプラスチックダンボールを両面テープで貼り合わせている
製作中

実況ツイート

用意するもの

  • プラスチックダンボール(A4, 厚み3mm) 3~4枚
  • 強力両面テープ(ポリプロピレンが接着できるもの)
  • カッターナイフとカッターマット、定規

作りながらサイズや形状を検討し、作った後で図面を書いてみた。

台の外形は210mmx297mm、両サイドの幅は手前が69mmで、奥が82mm、切れ込みの奥行きは116mm
図面

参考情報

参考にしたページ

www.03enterprise.com

プラスチックダンボールについて

  • 白い方のプラダンはワッツで、黒はダイソーで購入
  • 百円ショップよりもホームセンターのほうが色が豊富で安いかも?
  • 作りたての時は角の尖りが気になるが、使っていくうちに丸くなってくるので気にならなくなる
  • プラダンには厚みが違うものもあるので要注意

最初、木で作ろうかと思い、試作としてプラダンで作ってみた。でも使っていたらプラダンは程よく柔らかくて思ったよりも使いやすく、これで十分な気がしている。簡単なので、興味あったら作ってみてね。