アイソモカ

知の遊牧民の開発記録

青春輪行で行く、天橋立

夏休みに買った青春18きっぷの残りで、先週、某センパイを誘って天橋立へ行ってきました。
タフなロードバイク乗りの方々は大阪から山を越えて日本海側へ行ったりしちゃうらしいですが、そんな体力も精神力もないので、青春輪行です。


7時半ごろ集合して、JR茨木から輪行開始。
嵯峨野線山陰本線と乗り換えて、福知山へ向かいます。
山陰本線は、トンネルと橋をいくつも通って、山を越えていきます。



いい橋、いい単線。
ちなみに、京都から福知山へは、特急も通っているので、特急を使えば速いんですけどね。


福知山で、丹後鉄道に乗り換えます。丹後鉄道はバスか路面電車のような雰囲気です。
福知山から宮津までは700円。




丹鉄の車両の後ろの、「これ」が気になりました。


こんな感じのかわいい車両で、宮津に到着です。
ブワァーンと大きい音がしていたので、ディーゼル車でしょうか。富士重工業製でした。



宮津で降りて、ロードバイクを組み立てて駐輪場に置いてから、昼食を食べます。





刺身定食。結構混んでいて並んで待ったのですが、おいしかったです。

ロードバイクを組み立てたとき、友人がリアディレイラーがおかしい……と言って不安になりましたが、調整したら直ったようでホッとしました。
僕がこれまで輪行したなかで、パーツの調整が必要になったことはなかったのですが、
工具は必ず持って行ったほうがいいですね。


宮津から、天橋立のこちら側までは3kmほど。
まずは、天橋立ビューランド。スキー場にあるようなリフトで上がっていきます。
振り向いて下を見ると、ぐんぐん上がっていって、高所恐怖症な僕はかなりガクガクしていました。



上に着くと、ちょっとした遊園地になってて、股覗き台や空中回廊があります。
あー、あっちこっちで写真で見た風景だ!という感想ですが、
股覗きをしようと台の上に立って頭を下げると、こ……怖い。なんとか覗いて、
ガクガク震えます。
天橋立がこんなに怖いところだとは思わなかった。



なんとか無事に下りてきて、大豆ソフトクリームを食べました。
ソフトクリームを売っていた、レンタル自転車とお土産と喫茶のある店にあった、
アーケードゲームが昭和の雰囲気。



さて。ソフトクリームで元気になったので、阿蘇海沿いを走って、天橋立の向こう側へいきます。
ぐるっと周って16kmほどです。
むこうにうっすら見えるのが天橋立。走りやすい道でしたが、海からの風がかなり強かったです。


途中のお菓子屋さんで、天橋立を見ながら休憩。



付け根の辺りに着きました。こちら側にもレンタサイクル屋さんやお土産やさんが少しあります。
駅の近くでママチャリを借りて走って来て、モーターボートで駅のほうへ戻る、なんてこともできるようです。


天橋立の中は、こんな感じ、砂なので急ハンドル急ブレーキをしないように慎重に走っていきます。



龍の背中のトゲトゲ部分に立ってみました。




一方こちらが龍の腹のほう。阿蘇海です。
ちょっと舐めてみて、どちらも海であることを確認しました。



橋をいくつか渡って、駅のほうへ戻ってくるとき、
ちょうどタイミングよく、橋がゆっくりと回転し、船が通っていきました。



天橋立駅から、来た道を通って、宮津駅に戻ります。
駅の蕎麦屋で夕飯を食べて、ロードバイク輪行袋に入れて、丹鉄に乗ります。

山陰本線に乗っているとき、汽笛が鳴って、駅ではない真っ暗なところで停車。
イノシシに衝突したようで、安全確認のためにしばらく止まって30分ほど遅れましたが、
無事に帰って来ることができました。

ライドの後の牛丼が恒例になりつつあります。



この日は、36kmほど走りました。

ひとり旅は気楽ですが、誰かと一緒に行くと「おいしいね」「きれいだね」「疲れたね」と言い合えるので楽しいかったです。

これからどんどん涼しくなって、自転車で走りやすくなります。次はどこへ行こうか。


旧ブログから転載(2022/12/13)