アイソモカ

知の遊牧民の開発記録

インチュニブ動力仮説

昨日の記事で、インチュニブを飲むと

よく言う「ADHDっぽさ」が強まってる???

って書いたことについて。
プラス、一般に「落ち着く」と言われているインチュニブが、自分には動力として効いている不思議さについて考えている。

isomocha.hatenablog.com

薬を飲むと、「ヤベー奴がフツーの奴になる」という方向へ治療されると思うじゃん?
だから、「よくわかんないけどアワワワワってなってて、色々と完了できない人」だった自分が、「思慮深く慎重で、計画的に物事を進められる人」になる方向だと思ってたんだよ!!
それが、なんか違った。

自分の場合、ストラテラでは、ある程度フツーっぽさが増したと思う。たとえば一歩先を見て行動できるとかは、フツーに近づくやつだと思う(それでは困りは解決しなかったが)。
そのあと、インチュニブで、かなり解決に近づいた感があった。インチュニブではフツーっぽくなったとは言えず、むしろ、よく言う「ADHDっぽさ」が強まったな〜と感じた。

「よく言う『ADHDっぽさ』が強まった」というのは、職場や知り合いにいそうな、「ザ・ADH傾向のある人」に近づいたということ。「そそっかしいが、謎にエネルギッシュなとこを発揮してたまにぶっ飛ばす、個性的な人」みたいな、医者にかからなくてもやっていける範囲の人、いる?
フォロワやポッドキャストリスナーが「自分もWAIS受けてみたい」って言ってたし、傾向ある人はわりといるはず。

インチュニブで自分が「ADHDっぽさ」が強まったというのは、「インチュニブを飲んだらADHDになった」ではない。
元々(なんか非典型的な?)ADH重めの「よくわかんないけどアワワワワってなってて、色々と完了できない人」が、ADH軽めの「たまにぶっ飛ばす個性的な人」に近づいたんだと思う。 やっていける範囲に収まれば、いいじゃん。

たぶん、最初から、「アワワワワ」の下に「思慮深く慎重で、計画的に物事を進められる」みたいな能力が隠れてるはずは、なかったんだよな。ない能力を獲得できるはずも、なかったんだよな。
むしろ、「アワワワワ」の下に隠れてたのは「そそっかしいが、謎にエネルギッシュなとこを発揮してたまにぶっ飛ばす」みたいな能力だったのではないか?
だから、「アワワワワ」が落ち着いた結果として、ぼくが「動力」と呼んでるもの(謎にエネルギッシュ)が出てきた、という理解。

それはそれでいいな〜って思う。べつに「思慮深く慎重で、計画的に物事を進められる人」にならなくたって、生きていけるし。「たまにぶっ飛ばす個性的な人」は、魅力的だし。

他の説明をするなら:発達障害ってよく「能力に凸凹がある」って言うじゃん? 薬を飲んだら、凸凹が多少なだらかになるのかもしれないけど、凹の部分が凸になったりはしないっていうことかもね。

という、不思議に対する仮説。

なお、この記事も「祭」によって生成されました