アイソモカ

知の遊牧民の開発記録

Does the 6-month-old Japanese eat rice with chopsticks?

下書きだけ書いていて公開するのを忘れていました。何度かゲスト出演させてもらってるあらBさんのポッドキャストあらB.fmで、「Twitterのスペースで公開収録するのはどう!?」というアイデアが出たので、やってみました。

初の試みでしたが、あらBさんが雑音を除去したり間を詰めたりの編集をしてくださったので、公開収録感を残しつつも聞きやすい感じに仕上がっているのではないかと思います。

あらB.fm Ep.56-3 です。あらB.fmとは、普段はあらBさんがゲストとともにくだを巻く様子をお届けするポッドキャストとなっておりますが、今回はわたくしピージェイがピジェースと題してTwitterのスペースを利用して公開収録し、スペースに来たみなさんとくだを巻いてまいりました。それではお聞きください。

ひとり反省会・裏話

「スペースで公開収録する」以外のことは何も決めず、誰とも事前打ち合わせとかもせずに始めたので、誰が来て何を話すか(そもそも誰か話してくれるのか)ドキドキでした。結果的に、前半はあまり深くツッコめずに様子見、後半は盛り上がったかな?という感じになっています。

スペースで話していたときは氏家さんの話しかたの空気感(間の取りかた?)がゆったりしていていいなあと思っていたのですが、間が詰まるとハキハキ話してる感じになっちゃったかも。

「ピジェさんと参加者が上手く話していてホストとして才能ある」「ピジェさんの例示能力すごい」とお褒め感想をいただいたので、嬉しくなりました。ヘヘッ。

反省

今回しくったな〜〜〜っていうこと。まず、「日本人は箸でご飯を食べる」の話をしたとき、聞き手の第一言語が日本語だとみなしさらに「日本人」という括りに入るとみなして話を進めてしまっていた部分が散見され、良くなかったなと思いました。

それと、ことばの話をするとき、「実際どのように使われているのか」「どういう仕組みなのか」を観察しようとする立場(宇宙人目線)と、「どのように使ったらいいのか」とコミュニケーションをうまくやる方法を考える立場(使い手目線)があって、今回その立場が混在していたというか、混在しているところを整理できずにすれ違いが起きていたな、というのも反省です。ぼくは以前、野生のきのこ観察と言っていたように、宇宙人目線で観察したくなりがちなんだけど、それって実は一般の聞き手にとって全く自明じゃなくて説明する必要がある。そして、料理人目線の話をなおざりにするのではなく、それはそれとして話すべきだったな、ということです。

例文 おかわり!

「その例文、自然じゃなくない!?」という例で、言語変化かなあと思うもので「子どもにお菓子をやる」「弟に勉強を教えてやった」の「やる」があるのを思い出しました。この「やる」、「犬に餌をやる」「花に水をやる」とかもあるんだけど、丁寧さのインフレなのか、ヒトの場合は「ぼくは使わないなあ」があると思うんだよね。ヒトでも「パンチをお見舞いしてやった」みたいな場合はいけるんだけど。

それから、「太郎が窓を開けてある」。

これ、みなさんどう思います?

「チヂミを焼く音」「お腹の減る音」について。これって、外の関係内の関係でいいのかな?(間違ってたら教えてください)

この「チヂミを焼く」と「お腹の減る」はどっちも「音」を修飾して、どんな音かを説明している。しかし、「焼く」と「音」の関係と、「減る」と「音」の関係をよくよく見てみると、ちょっと違う。

まず、内の関係。専門的にはこの「音」の部分を底と呼び、「減る」が述語なんだけど、述語と底が格関係にある場合を内の関係と呼ぶ。格関係にあるというのは、「音で(お腹が)減る」と言えるわけですな。

一方、外の関係では、述語と底が格関係にない。「(チヂミを)焼くと音が出る」んだけど、音焼いたり音焼いたり音焼いたりしているわけではないんですな。

日本語教育能力検定試験の勉強をしていたときに「こんな分類があるの!?!?」と驚いたんだよね。知ってしまうと、あらゆる連体修飾節を内の関係と外の関係に分類してみたくなりませんか!?

総称文の意味を検討している本

人間って、ことばは世界を記述すると思いがちじゃないですか? でも実はそうじゃないのでは?って思うんだよね。