アイソモカ

知の遊牧民の開発記録

Their Master's Voice

あらB.fm公開収録ピジェースの2回目がリリースされました。

タイトルは、蓄音機に耳を傾ける犬の絵「His Master's Voice」から。

前回はこちら

あらBさんがいい感じに編集してくれるのをいいことに、わたくしピジェはTwitterスペース参加者のみなさんと一緒にくだを気ままに巻き、ショーノートを書くだけさせてもらってます。

A面 Show Note

ピージェイが、gekihihiさん・宮内さん・青汁ちゃんと、三体、関西弁、英米文学研究、バーナード・ショーSF映画などについて話しました。

B面 ひとり反省会

海外文学回になりました。文学研究の話を聞いたのは初めてだったので面白かったです。外国語学部出身の宮内さんも色々と文学作品を挙げてくれて、文系出身者が集まるとこんな雰囲気になるんだ!?と思いました。

聞き直してみて「もうちょい掘り下げられたはず???掘り下げたかったな!?!?」と思い、反省。

 

  • タイトルは、蓄音機に耳を傾ける犬の絵「His Master's Voice」から。性別を問わない単数の they 。
  • 開始早々にメルカリの話をしているのは、今年初め頃のスペースで「2021年はメルカリに挑戦するぞ✊」宣言をしたので、その報告。福袋に入ってたけど使ってない物や、衝動的に買ってしまった物が売れて、売上金で本が買えた。
  • 「ごみほる(ごみを捨てる)」vs.「あなほる(穴を掘る)」

  • 最後のほう、どっかでハウってるね。聞きづらくてすみません。

SF映画:オートマタとエクス・マキナの補足

「オートマタ」はタイトルを出しただけだった(みんな知らないかな〜と思い、話題をエクス・マキナに変えてる)んだけど、実はこの映画も結構好き。

スペイン・ブルガリア映画で、テーマはAIでよく話題になる「シンギュラリティ(人工知能が人間の知能を超えること)」。街がボロボロで暗い雨が降ってて広告がピカピカしているのが、ブレードランナーの世界に近く、性癖。

ロボットたちが実際良くて、このメイキング映像を見ると、人が人形を動かしてるからこの動きになるのか〜!なるほど〜〜!ってなる。

 

それから、「エクス・マキナ」の説明で「女の子のアンドロイド」と「主人公の男の子」って言ってるの、(普段ぼくは性別にあまり言及しないと思うんだけど、)ここであえて言及しているのは、この映画が家父長制を想起させるからだ。

しかも、男性が女性を支配するだけじゃなくて、男性の間にも階層があるっていう、(全然詳しくないけど)コンネルの男性学を思い出す。ヒゲマッチョと草食系男子が寓話的と思って。

エクス・マキナの終わりかたは、今回話してたマイ・フェア・レディの終わりかたと対比できると思う?

そういえば

映画「メッセージ」と小説「あなたの人生の物語」は結構違って、小説で物理学者が最小作用の原理の話をしていたのが面白かった(映画ではその話はなくて残念)。そもそも言語学者と物理学者のコンビっていうのが俺得すぎるんだよな。

最近の映画では(あまり最近ではないが)TENETを観て、面白かったけど何が何だか分からなかったけど、面白かった。

有名な海外文学では、カミュの「異邦人」について、以前 カミュの「異邦人」を読んだ というブログ記事を書いたことがある。主人公ムルソー君、絶対発達障害あるでしょ。発達に偏りのあるひとたちと感想を話してみたい。

ここらへんでおわりにします

奪格さんにピージェイの「そこらへん」のアクセントが東北っぽいと指摘されたことがあるが、「ここらへん」も同様だ。

2つの「そこらへん」とは、目の前にある物理的な場所を指すときの「そこらへん」と、それ以外の「そこらへん」?

  • 我々にはダークマターが見えないってことは、ダークマター側には我々が見えないってことだと思うと、ダークマターで構成される知的生命体がそこらへん(と言いながら机の上を指さす)でドンチャン騒ぎしてたりするかもしれないの???
  • Vision & Language の話を聞いてて、視覚と言語って階層?象徴度?なんかわかんないけどそこらへんなんか違くない?ええの?と思った。たとえば言語を頭にインプットするとき、視覚か聴覚か触覚を使うわけで……で、じゃあ言語っていうのは……(難しみ)

実際のところ、よくわかんない。

okaセンパイが独特って言うってことは栃木の人がよく言うわけじゃなさそうね。

小さい頃から多方言環境で生活しているので、「自分は〇〇方言を話してます」と言えないのが難しい。色々混ざり合っているし、ひょっとしたらある種の過剰修正も入ってる?かもしれない。有識者〜!

ご質問ご感想はTwitterハッシュタグ「#arkbfm‬⁩」でお寄せください。

次回もお楽しみに。